マネジメントシステムの規格は、次のようなものから構成され、いずれもが国際規格として世界に通用するものです。
マネジメントシステムの認証は、上記の規格に基づいて客観的に行うことによって、その信頼性を確保しています。
図に、マネジメントシステム認証制度(適合性評価制度)の構成要素と、その関係を示します。図中の要素をクリックすると、その解説文にジャンプします。
一般企業や行政機関、団体(学校や病院等も含む)などで、その品質、環境、情報セキュリティ、食品安全等に関する活動を管理し、継続的に改善する仕組みが備わっていることが認証機関に確認された組織です。
企業・組織の品質、環境、情報セキュリティ、食品安全等に関する活動が、国際的な規格で求めている事項を満足していると審査で確認した場合、認証機関がそれを証明するために発行するものです。
企業・組織が品質、環境、情報セキュリティ、食品安全等の活動について有効な仕組みを構築・維持しているかを見極め、物やサービスの購入の選択材料とすることができます。
企業・組織の品質、環境、情報セキュリティ、食品安全等に関する活動が、適切な管理の下で行われているかを、国際的な規格に照らして審査(調査、確認)します。活動が有効であると評価できれば、登録証を発行してそれを証明します。認証機関が組織に対して実施する審査のことを「認証審査」といいます。
認証審査は、審査の基準として用いられるマネジメントシステム規格と、対象組織の業務に関する知識の両方をもった審査員が実施します。
認証機関は、その認証審査の能力について認定機関の評価を受けます。また、公正な審査を行うために、組織などとの利害関係について厳密な管理が求められています。
認証機関の一員として、あるいは認証機関との契約の下で、企業や団体の審査を行います。審査は国際的な規格に基づき、第三者としての公平な立場で実施します。公平な立場を維持するため、審査員が審査対象の企業や団体に対して具体的な指導(コンサルテーション)を行うことは禁止されています。
認定機関は認証機関の能力の評価を行い、適切に認証審査が実施できることを確認します。認定機関が認証機関に対して実施する審査を「認定審査」といいます。
認定審査は、認証機関に対する国際規格の要求事項に基づいて、専門の認定審査員が実施します。
認定機関は各国に存在し、認証機関の認定のみを行います。マネジメントシステムを構築する組織を直接認証することはありません。
マネジメントシステムの規格の理解、業務経験等、認証審査に関する能力について一定の要求事項を満足する審査員を認証・登録します。登録の条件には、審査員研修機関で研修コースを合格修了したことも含まれます。
審査員登録者のなかには、企業・組織に所属し、内部監査員として自らの企業・組織の継続的な改善に携わる人もいます。
要員認証機関は、その審査員認証登録の能力について認定機関の評価を受けます。