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よくある質問(FAQ)

一般消費者の立場からの質問

認証を取得済み/取得予定の企業の立場からの質問

その他


一般消費者の立場からの質問

Q1-1. 企業のマネジメントシステムとは何ですか?

A. 企業は一般的にお客様に製品やサービスを提供し収益を得て運営しています。たとえば自動車・家電製品・ホテル・レストランなど、業種は違っていても同様な経済活動を行っています。その際に、合理的かつ効率的に製品やサービスを提供し、かつ品質を維持向上させるように長年にわたり研究し実践してきており、各段階でどのような項目をどのように管理するかの仕組みを「マネジメントシステム」と言っています。すなわち、マネジメントシステムとは、方針および目標を定め、その目標を達成するために組織を適切に指揮・管理するための仕組みを指します。

Q1-2. マネジメントシステムの認証とはどういうものですか?

A. マネジメントシステムの種類ごとに定められた国際規格に基づいて、組織のマネジメントシステムが規格の要求事項に適合しているかどうかを第三者である認証機関が審査し、登録する仕組みを指します。マネジメントシステムの国際規格の代表的なものとして、ISO 9001(品質マネジメントシステム)、ISO 14001(環境マネジメントシステム)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)、ISO 22000(食品安全マネジメントシステム)があります。

Q1-3. 認証された企業や組織はどの様にすれば調べられますか?

A. 以下の認定機関のホームページで検索できます。

品質、環境、情報セキュリティ、食品安全の分野
>>公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)

情報セキュリティの分野
>>一般財団法人日本情報経済社会推進協会 情報マネジメント推進センター(JIPDEC)

Q1-4. 認証にランクはありますか?

A. 認証審査は認証規格の要求事項に適合しているかどうかをみており、適合していない部分があれば是正しないと認証されませんのでランク付けはありません。なお、マネジメントシステムの認証規格では継続的な維持・改善を求めていますので、認証された企業や組織はその活動を継続し改善していく必要があります。

Q1-5. 審査員は企業の何を審査するのでしょうか?

A. 審査員は、その企業が構築したマネジメントシステムが認証のための規格に適合しているか、またそのマネジメントシステム基づいて実行されているかを審査します。例えば品質マネジメントシステムの審査の場合、提供するものが製品であれば、製品設計・購買・製造・検査・販売などのそれぞれの段階でどのような管理をしているか審査をして適切性を判断します。また環境マネジメントシステムであれば、環境に配慮した方針や目標を策定し、実行しているかを審査します。

Q1-6. 認証制度に強制力はありますか?

A. マネジメントシステムの認証は国際規格に基づいた民間の任意の制度であり、法律や行政の命令などなどによる強制はありません。たとえば、企業が顧客(一般消費者や企業)に対して、第三者の認証機関から見て国際規格に照らして適正に仕組みができかつ実行していることを示すために、認証を取得することを有意義であると考える企業などが導入しています。なお、地方公共団体などの一部で認証取得を入札の条件にしている所があります。

認証を取得済み/取得予定の企業の立場からの質問

Q2-1. 認証を受けるメリットは何ですか?

A. 国際規格に従ってマネジメントシステムを構築・運用し、認定された第三者の審査機関により公平な立場で審査を受けることで、対外的には一般消費者や取引先に対して認証を受けていることを文書やマークで示すことによって信頼感を与えることができます。また内部的には、定期的に認証審査を受けることで、マネジメントシステムの継続的な維持・改善、及び運用の効率化につなげることができます。さらに、入札や契約等において有利となる場合があります。

Q2-2. どの様な業種が認証を受けているのですか?

A. マネジメントシステム認証は公平性の面から全ての業種を対象としており、どの業種でも認証を受けることができます。なお、品質マネジマントシステムや環境マネジメントシステムは認証において電気・機械・食品・サービス業・地方公共団体などの業種区分がありますが、情報セキュリティーマネジメントシステムは全ての業種に共通でこの区分はありません。 物作り、サービスの提供、環境対策、情報セキュリティー/食品の安全性などへの取組みが国際規格に基づいて行われていることを「品質マニュアル」などに表現することで外部にアピールしたり、組織内での効率化や信頼性向上などに役立てることを目的としてあらゆる分野の企業や組織が認証を取得しています。

Q2-3. 認証を受けたいのですがどのようにしたらよいのですか?

A. 認証を受けるには、先ず該当するマネジメントシステム(例えば品質マネジメントシステム)の認証基準に従って必要により外部のコンサルタントを活用して体制や仕組みを構築し、実行する必要があります。認証されるレベルと思われたら業種や業務を加味して認証機関を決めて申請します。認証を受ける範囲(適用範囲)はマネジメントシステムにより異なりますが、申請のとき決める必要があります。

Q2-4. 認証機関はどのように審査をするのですか?

A. 認証機関による組織の審査は、決められた認証基準により行われます。審査方法に関しては、国際的な機関であるIAF(International Accreditation forum)が具体的にどのように審査するべきかの指針を出しており、これに従っています。このIAFには認証機関を認定する機関(認定機関)が加盟し、わが国ではJAB(日本適合性認定協会)、JIDEC(日本情報経済社会推進協会 情報マネジメント推進センター)などが加盟しています。 そこでは、認証基準や認定基準では表現されていない様々な条件が示されており、例えば審査手順や、審査工数(何人の審査員が何日審査をするか)、審査員が行ってはいけない倫理規範なども規定されています。

Q2-5. 国・地方自治体、企業の調達では認証がどのように活用されていますか?

A. 社会全体としての品質維持や安全、安心のために、政府機関として認証に関連した各種のガイドラインなどが出されています。また、国や地方自治体では、関連する部門での入札条件に認証取得を条件にしているところがあります。企業における調達でも、認証を契約の参考にしているところがあるようです。

その他

Q5-1. 審査員になるにはどうしたらよいのですか?

A. 審査員になるには、先ず要員認証機関に承認されている研修機関において、知識習得と実技訓練の研修を受けて試験に合格する必要があります。これにより審査員候補者になることができ、更に要員認証機関より公開されている基準を満たせば審査員補の資格が得られます。実際に審査として活動するには決められた審査経験が必要で、認証機関と審査員契約して審査に参加することになります。

Q5-2. 審査員にはどのような経験が必要でしょうか?

A. 審査員になるために必要な経験としては、業務経験と審査経験が必要です。業務経験は担当するマネジメントシステムにより条件が決められており、関係する業務での所定期間の実務経験が必要です。業務経験の年数や審査経験の条件などは各要員認証機関の公開されている基準で確認することができます。